2020年4月16日木曜日

ひまな人へ 感染症mRNAワクチンの基礎知識

この分野に関し素人です。わたしのわかったポイント。の紹介。
参考文献 総説mRNA医薬開発の世界的動向 位高啓史 秋永士郎 井上貴雄
医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス PMDRS,50(5) 242-249(2019)

1.mRNA医薬はmRNAと言う物質自体が薬理効果を持つわけではなく、細胞に取り込まれたmRNAからタンパク質が翻訳され、そのタンパク質が種々の治療効果を発揮すると言う細胞内遺伝子発現のメカニズムを介した作用機序。
2.mRNAからのタンパク質発現によって抗原提示を行う。
3.mRNAは病原体そのものでは無いので比較的安全。
4.mRNAが細胞に入ってタンパク質が発現するまでの過程において 各企業の非開示の部分が沢山ある存在する。
5.新しいウイルス型の確定、ゲノム配列が確認できれば ワクチン設計は比較的容易、製造においてもスケールメリットが大きい。

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