この本はロバートキャンベル氏が 日本文学作品に残る災害や疫病の痕跡を 見つけ出し 専門の著者に 明確に 記録させ それを 編集した本である。
この本の中で 感染症で繋げる日本文学の歴史 と いう ロバートキャンベル氏が まえがきとして 書いた 箇所がある。 その部分のなかに 災害と疫病について その特徴が 明確に書かれている。防災を考えるうえで大変参考になる。
災害 疫病
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地震、火災、水害 | 新型コロナウイルス感染症、コレラ
瞬時に発生 | ゆっくり拡がる
風景を変える | 風景を変えない
特定の地域に集中 | 広がりが不明瞭
復旧が必要 | 全体としての復旧は不必要?
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以上のような特徴があるとP10-P11 に 書いてある。
防災を考える上で 参考にしたい。 新型コロナウイルス感染症が 早期に忘れされていく中でしっかり 反省し 次の 感染症の広がり備えたいものである。