2020年4月10日金曜日

武漢型とニューヨーク型

新型コロナウイルス感染症 の 厚生労働省報道発表資料 症例を 見ていて 思う事
私は田舎で暮らしており現在医療に携わっていない。

発症から死亡に至る症例に注目すると2つのパターンがある。
1、発症からいきなり間質性肺炎を起こすタイプ
 咳、高熱が最初からあり、急速に呼吸困難を来たし、少しでも治療開始が遅れると回復困難となり死亡する。 酸素を補っても 低酸素血症は改善しない。エクモを使えば何とかなる場合がある。 さらに抗ウイルス剤も併用する必要がある。 ニューヨーク型と呼びたい。
2、発症は上気道感染から始まる。喉いた、味覚障害、微熱がある。時に少しだけ間質性肺炎を起こすものある。 多くは自然と治る。時に 間質性肺炎と大葉性肺炎、気管支肺炎を起こしてくる。治療しないと改善しない。 初期であれば酸素投与で改善するが さらに 普通の人工呼吸器 細菌感染であれば抗生物質、抗ウイルス剤も必要となる。 武漢型と呼びたい。
3、日本においては 殆ど武漢型 で 一部ニューヨーク型がある。

4、いずれも早期から酸素療法を始めるのが 死亡、重篤化を防ぐ最も良いよ方法である。 PCR検査でウイルスを検出する事は 治療を開始する目安ではない。

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