2021年7月21日水曜日

本 暗黒日記 清沢洌著 評論社

 p207 昭和18年12月18日

近頃の文章(新聞)には必ず一つの型がある。「戦力増強に邁進しなくてはならぬ」「銃後の責任を果たさなくてはならぬ。」と言った言葉を最後に附することだ。これは説教好きな国民性を示す一つの現れだ。言い放しにすると何か不安を感ずるのだ。



こんな表現、高学年の作文、NHKのドキュメンタリー番組の終わり、ちょっと前までの新聞記事に よくみられたように思う。  最近は少しずつ変わってきているように思う。



2021年7月14日水曜日

本 暗黒日記 清沢 洌 著 評論社

 p205 昭和18年12月16日

。。。その席上で萩原徹という大東亜省の書記官の話し。

東條首相という人は反対する人を好まない。今のところ重光さんが少し忠告したりしているが、あれが続くと長くない前に放り出されてしまうだろうと。


どこかにいそうだ。


2021年7月10日土曜日

本 浜作 料理教室 四季の献立 浜作 森川裕之 著 世界文化社

 

なんでこの本なのか。あるレシピが書かれていないか見たかったからだ。残念ながらなかった。 平成の初め頃 介護保険が できる前。 在宅医療に関心があった私に 先輩医師が 末期がんで独居ぐらしの御婦人を紹介してくれた。 せっせと往診し看護師もつれて訪問入浴もやった。 自宅で 深夜にその方は なくなられた。 そのかたにいただいたのが 浜作のお茶漬け用のイワシと 辻利の茶筒だった。茶筒は今も使っている。 近くで開業していたが 浜作には食べに行ったことはない。 ふと アマゾンでこの料理本が目に入った。 そのレシピが書いてないかなと 思った。 残念ながらなかった。 素人にはとても作ることができない料理なのかもしれない。

2021年7月8日木曜日

予防接種を受けたいと思う人 予防接種を受けたくないと思う人

 ワクチンの接種率を報道することが流行っている。この地区は30%以下だとかこの地区は80%だとか どんな意味があるのだろうか。 またmRNAワクチンが人のDNAを変化させるとか いかにも まことしやかな 事がネット で 流れたりする。  受けたい人、受けたくない人は ワクチンのことを知る情報源が 違うのだと思います。 また 受けるとか受けないとかの判断できる 能力に欠けるまたは 正しく判断できないように作り上げられている。

そう思いませんか。

2021年7月4日日曜日

現在行われているコロナウイルスに対するワクチン接種について 気がかりなこと

薬害エイズや硬膜移植によるクロイツフェルトヤコブ病などの B型肝炎訴訟事件が 起り、さらに生物由来の製品が多くの分野で利用されるようになり 平成15年 より 薬事法が改正されました。

私はそのころ開業医をしており 特に そのお達しで 困ったことが生じました。カルテは5年保存ですが この法律の改正により 記録を 医療機関が20年間保管することになったのです。

特定生物由来製品を使用した場合の情報を記録し、医療機関で使用日から少なくとも20年間保管します。

1.生物由来製品には ワクチン、トキソイド、遺伝子組み換え抽出製剤、動物成分抽出製剤、動物由来心臓弁などがあります。

2.特定生物由来製品には 輸血用血液製剤、血液凝固因子、人血清アルブミン 人免疫グロブリンなどの血液製剤、人胎盤抽出物などがあります。

今回使っている ファイザーのコミナティ筋注 は 生物学的製剤基準 と書いてあります。

コミナティ筋注が 生物由来製品であるなら 集団接種会場であろうと医療機関であろうと 感染症などの変化が見られた場合厚労省への報告義務があります。また特定生物由来製品であるなら 集団接種会場であろうと医療機関であろうと 使用した情報を記録し、20年間は保管しなければなりません。

ワクチン接種による 厚生労働省の 様々な決定、施行が 法律を守っているものなのかしっかり示してほしものです。