2020年4月24日金曜日

リハビリテーション病院の件

毎日新聞電子版 23日付 
「大阪市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」(120床)で120人を超える新型コロナウイルスの院内感染が起きた問題で、感染が確認された女性看護師について、病院側が陽性確認後も夜勤をさせていたことが23日、市関係者への取材で判明した。人手不足で代替の要員が確保できず、この看護師は上司の依頼で勤務。既に感染が判明していた患者らの対応にもあたっていた。病院が適切な勤務管理を含む感染防止策を怠ったことを認めたため、市保健所は22日付で行政指導した。」

いくつかの問題点
1。感染が診断された看護師を院内で働かせた。
 看護師にとって病気なのに休めなかった。治療もされなかった。悲しい。
2。感染が分かった時点で 病院はシフトが組まれており、代わりの看護師がいなかったので仕方なかった。
 感染が分かったつまりPCR検査をして妖精と出た。と言う事です。 検査をするまでに症状があったはずであり、そのために検査を受けたのだ。 症状が出てから検査の結果が出るまでに 10日近くあったはずだ。 その間にできた事。感染疑いの看護師を休ませる。安静にする。病院であれば酸素級吸入すら可能。 交代要員のシフトも組める。
医療従事者が感染するのは当然のことであり、2月の最初には分かっていたことだ。病院が 交代要員でシフトが組めるように準備していなかった。病院はゾーン分けや消毒は行われていたらしい。それでも感染は広がるものなのだ。症状がなくてもあっても感染した人はウイルスをばら撒いている。ウイルスは目に見えない。にほいもしない。感染しても2週間近くは症状も出ない。インフルエンザのように感染して半日や1日、2日で 激しく症状が出る病気ではない。どうあがいても社会生活をしている限り感染は防げない。仙人の生活をしない限り無理なのだ。
3。行政指導をした。
 感染者した看護師を働かせた。そのことは看護師にとっても、介護される人にとっても大変悪いことだ。  しかし、病院に非があっただろうか。

4  感染が広がる事は防げない。しかし、ゾーン分けや消毒によってその広がりを遅くする事は可能だ。さらに 医療スタッフの中に感染者、あるいは感染疑いの方が発生した場合でも早く治療を受けさせ、隔離することを想定した 人員をあらかじめ用意しておくことも可能だ。 どの病院も経営がかつかつで、なかなか手が回らない。それを厚労省が援助すべきった。つまり援助をしなかった厚労省に非があるのではないか。

0 件のコメント:

コメントを投稿