2020年4月21日火曜日

新型コロナウイルス感染 復習

1月22ー23日WHO 人人感染の確認 一つの医療機関で感染拡大があった。患者の25%が重症、感染源は不明  人人感染の程度は不明。
1月25日中国で患者1287人死者41人 1月24日に新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議 が 開催されている。2月1日 感染症法に基づく 指定感染症と検疫感染症に指定されている。

 2月11日 京都で確認された2症例を、もとに 京都府医師会で勉強会が開かれ 動画配信された。2例は元気で退院されている。

 此の時点で多くの医師は「感染しやすく飛沫感染、接触感染で普通に呼吸管理を行えば治る病気である。」という認識があった。
 指定感染症 は 診断確定と、感染防止 隔離 が なされる。
症状がでて10日ほどでPCR 検査が行われ、陽性ならば 隔離 入院 12日治療開始となります。

この方法でずっと 今日まで続いているのではないでしょうか。行動制限は感染の広がりの速さを抑える威力はあります。 しかし 現在の状況はどうでしょう。感染の拡大は防げず、重症化する人が増加しています。重症化した患者を治療するには 設備、人材ともおおきく消費する。治療期間も長い。 当然 医療は足りなくなる。 まして医療機関の医師が感染すれば 医療の量が減少する。 

これが現在の状態です。

どうしたらよいでしょう。
1、感染を食い止める。
2、重症化しない様にする。
3、医師が感染しない様にする。

1は不可能なことは わかりました。2、3は 可能です。2は早期に治療開始することでできると考えられます。クルーズ船での重症化、死亡率が低いのは治療開始が早いからです。ドイツでも早いです。死亡率は少ないです。
3、現在の診断過程では 非常に感染しやすい。鼻咽頭ぬぐい液をとる行為で感染するのです。 そんなことしなくても 症状や聞き取り、理学的所見、CT検査 で 診断がつきます。多分診断がつかない人は感染させないとおもわれます。重症化もしません。

以上のことは症例の発表が数例された時点で医者はわかります。

指定感染症となって数日して PCR検査が治療開始を遅れさせ、医師を危険にさらしていると 気づいたはずです。




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