2019年7月27日土曜日

本 アフターヨーロッパ イワンクラステフ著 庄司克宏監訳 岩波書店

 この著者の 世界の認識
共産主義が終わって民主化が広まった。思想が自由になり、世界中に自由ということが広まった。信用、貨幣も世界中に行き来するようになった。 国から国に 物が動き、人が動いた。 先に民主化、自由化を望んで実現した国がある。その国々は他国から物と人が自国に流れ込んでくるのを拒み始めた。
 

2019年7月26日金曜日

本 アフターヨーロッパ イワンクラステフ著 庄司克宏監訳 岩波書店

民主主義が 政治形態として最終的なもので優れたものと思ってきた。 しかし、最近の本は 王国であれ 民主主義国家であれ 国家の政治形態の 一つの形に過ぎないという考え方を 表したものが多い。  一方 国家を大切にし 国家が独自に存続できるようにすること と 国家特有の国民性あるいは民族性を保つ ということが 重要視されている。  一方でそれによって 国家間のあらそいや民族差別 が 続いている。 
 国家の間に線を引くことによって 自分の 国家が 大切だという 考えから 離れられなくなる。

 という私の感想である。