2018年6月14日木曜日

猫に鈴をつける

G君が開業したころ 近くにI先生とH先生が 以前から医院を開業されていた。I先生はわしの患者頼むよとG君に言って 医院をとじて 数年して なくなられた。H先生はインフルエンザのときは 午前だけでも 300人も来たよ と言っていた。よく働いた。ある日G君がH先生とサウナでであった。H先生は老人のからだ だった。目の前で G君と顔を会わせていたが 虚ろな目をしていた。役職をこなしていた H先生にG君はなにも言わなかった。 何年か後 H先生がなくなられた。 G君は近所なので いろいろH先生の 話を 聞くことができた。そのなかに H先生はすごい借金を作ってなくなった。いっぱい薬を買っていた。たくさん患者に処方していた。という話があった。 あんなに働き者の先生が 借金なんて 信じがたい話だった。 けれど G君は サウナでH先生とあったあと 認知症かもしれないと 言えば よかったと思った。猫に鈴をつけるべきだと思った。

0 件のコメント:

コメントを投稿