がん検診は がんで死ぬ人をなくすのが目的ではある。
1.例えば胃がん検診。かつては 日本の胃がんは X線の二重造影で早期胃がんを発見し、外科手術を受けて 胃がんで死ぬ人を減らせると 考えられていた。
2. 現在はどうか 。様変わりした。 ピロリ菌が発見され 胃がんのうちかなりの人がピロリ菌を持っていることがわかってきて、 ピロリ菌を胃から取り除けば 胃がんになる人がへり 胃がんで死ぬ人がへるのではないかと思われるようになってきた。
3. そのため ピロリ菌を胃から無くす方法 何歳までになくせばよいか ピロリ菌そのものが発がん物質なのか など 詳細に検討された。 そして 現在の胃がん検診の方法となっているのだ。 とても 考え方としてははっきりしているが その方法が かなり偉い医者や厚労省のなかで 検討された結果 現代に至るなのだ。
4. 一方 胃のX線の二重造影はピロリ菌の発見により影はうすい。 発見し、外科治療を行い、そうして胃がんでなるなる方がへる という 構図であって。まず 発見でも技術、発見したあとの外科手術に至るまでの 経緯、外科手術の技術 胃がんを持っていた人の体力など 評価が 難しい面がたくさんあった。 科学論文のなかには 胃がんのX線二重造影を受けたことによって胃がん死亡がへるという論文まであらわれた。 それは追試が不可能なことであった。
などなど がん検診でもいろいろなのだ。いまは 子宮頸がん 肝がん など ワクチンや血液検査 その他の検査など さまざまな角度から がん死亡をへらす試みがなされているというのが現状なのだ。いつでも進行形だ。
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