従来の医学校で学んできた 第一の流れ 診断して治療を行う という 医学医療の やり方とはことなるEBMという 第2の流れが1990年ごろから 医療の現場に入ってきた。エビデンスがないと 保険の点数にもならない という 考え方だ。第一の流れの昔から先輩の偉い先生から教わってきた 概念に変わって 統計学的に正しいと認められた証拠エビデンスに基づいて医療を行うというスタイルに変わってきた。先輩が必要でなく エビデンスさえあれば 行って良いという医療だ。 例えば Aという薬は 血栓を溶かす効果がある。手術をするよりこの薬を何日間ある状態のときに投与すると 外科手術より 100日長く生きた。 だからAという薬は延命効果があるので 使いましょう。という具合なのだ。今まで勉強してきたことが否定されたような、理屈は知らなくてもエビデンスを覚えておればよいという 暗記の世界だ。暗記がはびこる アホらしい世界に医療が変わっていった。 現在の医療はこの第2の流れが中心だ。 次に第3の流れは、人間の信頼関係が築かれれば 治らない病気がなおったり つらい症状が和らぐという医療だ。 がん治療が 疾病と気付いたときから 緩和医療が始まるという考え方に似ているが 人間の信頼関係という点では異なる。と 私は思っている。 第3の流れの病院や医療を行う人は少ない。パッチアダムスと夢の病院という本にその概念や病院の実態が書いてある。未読です。私は読んでいる途中です。
さて 医学医療にも 3つの多様性がでてきたのだ。 あなたなら どうする。
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