2020年8月8日土曜日

医業について

 かつて信濃町には 開業医があったのではないでしょうか。度重なる 保険診療の決まりが 改定され 経営的に成り立たないなくなっていったからではないでしょうか。

 1 保険点数の減 が 必ず 起きる 多剤投薬の制限

 2 老人医療の有料化

 3 社会保険診療の自己負担割合の増加

 4 医薬分業

 5 医薬品購入時の 仕入れ値段の 統制 時に逆鞘

 6 課税の規則の変更 白色申告の経費税率減少

 7 消費税 と 社会保険診療 の関係 医療機関が 最終消費者となり、間接税を負担する。

 8 診療報酬請求事務の電子化

 9 人件費の高騰 女性のパートタイムを 雇っていたが 

 10 医療内容が変化 勉強しないとついていけない。

 11 医者の人格だけでは 集客が難しくなった。

 12 介護保険サービスとの競合

 13 収入は体を動かして 診察をして 処方箋や情報提供書や指示書を書くことだけとなった。 かつての検査、投薬、処置によって生み出される 収入は無くなった。


などなど 思い出すだけでも これでもか と 締め付けられた。

他業種についても 参考になる。 今でこそ中小企業振興政策が 様々 なされているように見える。

 ご近所に たくさんあった小売のお店、地域の製造業、造り酒屋、味噌屋、醤油屋、喫茶店などなど  は かなり消えていきました。 建築業は材料費に比べ手間賃は高い。医師の再診料は下記のようだ。700円ぐらい。厚生労働省のホームページより

  「               初診料

270点 (病院・診療所共通)

(200床未満の病院、診療所) 再診料

(200床以上の病院) 外来診療料

な検査、処置等の費用が含まれるものと考えられる。

初・再診料について

70点 初・再診料、外来診療料は初・再診の際の基本的な診療行為を含む一連の費用を評価したもので、以下のような簡単

(1) 診察にあたって、個別技術にて評価されないような基本的な診察や処置等

・ 視診、触診、問診等の基本的な診察方法

・ 血圧測定、血圧比重測定、簡易循環機能検査等の簡便な検査

・ 点眼、点耳、100平方センチメートル未満の皮膚科軟膏処置用の簡単な処置 等

(2) 診察にあたって、基本的な医療の提供に必要な人的、物的コスト ・ 上記に必要な従事者のための人件費

・ カルテ、基本的な診察用具等の設備

・ 保険医療機関の維持に係る光熱費

69点

・ 保険医療機関の施設整備費 等 2 外来診療料については、上記に加えさらに尿検査や血液形態・機能検査、皮膚科軟膏処置等の一部が含まれている。」

保険会社は 発生する事項の確率を計算し、保険料と保証料を 決めている。保険に加入する人が いれば 確実に 儲かるようになっている。 銀行は 住宅ローンを組んだ人はよくわかると思うが お金を貸すと 皆さんせっせと返済する。払えなくても住宅と言う担保がある。 金融業は 利息を確実に回収すれば 儲かるようになっている。 大きな小売業はスケールメリットがあった。

医業は経済的にはなりたたない職業となっている。  


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