2018年7月26日木曜日

木村伊兵衛 井上孝治  

写真の勉強会で出ていた写真家について 知っておこうとおもって本を買った。木村伊兵衛 傑作選➕エッセイ 僕とライカ 朝日新聞社

以前見たことがある写真は 秋田おばこ 秋田大曲1953年だ。これをとった人か とおもった。 多数の彼自身の写真と解説がのっている。 写っている人や物に 意味付けをしている。 なんとも理屈っぽい。嫌気がしてくる。 いぜん写真雑誌のコンテストで 審査員の批評を読んだことがあるが 大抵が この木村氏が書いている口調だった。 コンテストに出して批評して ほしくないと 思った。 この本にのっている写真は どれも よいと思う。木村伊兵衛氏が シャッターを切るときに 感じたこと、表現したかったことや 他の時間の流れ 時代など を いっぱい伝えてくれる。  それで良いとおもった。

井上孝治  音のない記憶 ろうあの写真家 井上孝治 (角川ソフィア文庫)  黒岩 比佐子著 kindle 版
「自分が撮った写真を人に贈っていたが、写真でお金を儲けようとか、何かに利用しようとかという気持ちは毛頭なく、相手がその写真を見て喜んでくれれば、それだけで満足だったのである。」
 わたしは それで十分だと思う。


 



 

1 件のコメント:

  1. 中学生の頃 私は 国語 以外は 100点でないと、気がすまなかった。 国語は 100点をとったことがなかった。要約せよ、作者の意図を述べよ と言う問題は 必ず 不正解。自分は嫌ではなかった。問題をつくるほうが わかってないと 思っていた。 作る人の意図 は ひとによって カンジカタが違う。 だから コンテストは 好きでない の かもしれない。

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