2018年7月13日金曜日

この本で 言いたかったこと

イスラームの世界観 片倉もとこ 岩波現代文庫
p153
本書で主にとりあげている中東の人たちは、アジア大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ大陸といった大きな三つの大陸の接点に生を享けた人たちである。かれらは、人間というものは、それぞれちがうことが当然と考えてきた。海や陸続きに移動をよくした人たちにとっては、この世には異質な文化があり、ちがった人びとが存在するということは、あらためて考えてみるほどのことではなかった。
  中略
しかし、ことなった人たちが集まれば、紛争がおこるというわけではない。

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