2023年4月2日日曜日

自主防災といわれているが。

 町の係りをするようになって いろんなことが見えてくる。

今日は防災について考え方を整理しておこう。

1,京都市でもそうであったが信濃町でも自主防災といわれている。誰が言いだしたのかわからない。どこの自治体でも防災の考え方として自主防災というのが各自治体の防災の考え方らしい。 避難施設の運営を国家ではなく 地方自治体や各町村の自治会やボランティアに任せるというのが基本らしい。

2最近の大規模洪水、新型コロナウイルス感染拡大など いくら 防災意識が高まっても、自主防災組織が立派であっても 大量死者は防ぐことはできていない。

3この人口7000人余りの小さな町でも 家屋の火災で2名の死者を出している。

4NHKのニュースなどでわかるようにまず 死者をださない。というのが 防災の基本的な考え方になってきているのではないか。


防災について考える方法を二つ示したい。

A 防災をわけて考える

 1.お金を使えば解決できるもの 例えば 火災を起きないようにする。台風などで失った住居の修復や代替を用意する。などなど。

 2.お金を使っても解決できないもの 多くは大量死をまねくもの。 戦争、原発事故などによる放射線犯罪 細菌や毒物などを使った大量破壊兵器使用、広域の大洪水、地震とそれに伴う津波。未知の感染症。

B 災害時の死者の発生原因で分けて考える

 1.災害のそのものの発生を防ぐ 

 2.災害発生時の死者を防ぐ

 3.災害後の関連死を防ぐ。

自主防災という考え方は Bの2.3には有用であるが。

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