町では新病院建築の話が出ている。唯一の診療機関である病院が古くなり新病院建築ということになった。町のある係りとなったとの意見を述べる機会を得た。 以前からパブリックコミットメントなどを町で求めていたが 聞く耳を持っていたのかどうかは分からない。
講義おこなうつもりでいろいろまとめてみた。
1.医療には3つの基本的な要素がある。 医師、患者、診療録いわゆるカルテ の3つだ。
近年包括医療、計画的医療が おこなわれるようになったが 基本は同じと考えてよい。
患者は 自分のことで困っていること(主訴)があると 医師にあい 医療が始まる。医師は患者を診て(診察) その状態を記録したり、指示を書いたり、行った医療行為を記録する(カルテ)。 それ全体が医療なのだ。患者が主訴をもって医師と面会しないと医療行為は始まらない。
2.カルテに書かれていないと 医療が存在したかどうかは分からない。
3,医療機関の収入は 医師がカルテに書いた指示や、カルテに記録した書いた医療行為に基づいて計算される。
日本における医療のほとんどは社会保険に基づく医療であり、病院や診療所で働く医師は
ほとんどは保険医であり、ほとんど社会保険に基づく医療行為を行っている。
これは 医療についての 基本的な考え方のお勉強である。 保健、衛生、介護、医学教育の基本的な考えかたお勉強ではない。
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