2023年4月8日土曜日

米の種苗

 JR京都駅 近鉄京都駅からよく見える タキイ種苗の本社ビルがみえる。

江戸時代の蕪村の俳句に ”初午や物種うりに日のあたる” というのがある。 農産物でも 米以外のものは農家は 物種売りから 種苗を買っていたのかもしれない。

 米の種もみはどうだったのだろう。 ご近所の稲作農家はいま 苗代づくりの最中だ。種もみは農協から買っているということだった。

 弥生時代急に稲作が盛んになって 日本列島各地で 稲作がなされている。 ヤマト朝廷は奈良時代には中央政権を作り日本国を作った。 ふと思う 中国か朝鮮半島のどこかの 優れた米の種もみを 持ち出したのではないかと。 それをうまく 農家に分配した。  江戸時代でも天皇家はつぶれることはなく、 税金年貢は米で納められ 流通の中心だった。 現在でも 日本国では 天皇の即位の時は大嘗祭が行われる。11月23日は新嘗祭、勤労感謝の日だ。   陵墓の人DNAだけでなく 米のDNAも調べると 面白い関係が見つかるかもしれない。

 さて こう見てくると 日本の農家は 米の種苗は権力者からもらったり 買ったり、 米以外の種苗は 商売人から買ったりしていたのではないだろうか。 種苗を自分で蓄えて品種を継続して育ててきたという 習慣がうすいのではないか。 種苗は買うものという考えは自然な考えではないだろうか。

 そういう風に見えてくる。農家でも学者でもない勝手気ままな私。私の考えは間違っているだろうか。   

 

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