2020年5月1日金曜日

マスク

マスクに対する理解が必要。

テレビでマスクがミストが跳び散るのを妨げたり、エアロゾルの拡散を抑えたりする映像を見せられて マスクは感染の広がりを抑えることができる大切な道具だと思っている方が多い。世界中でマスクをしていない人は非難されている。

一方 マスク装着は感染の広がりを60%抑えることができたという報告もあったようにも思う。

マスクと人、感染症、の 関係をどうかということを考えてみよう。
1、マスクは上気道の空気抵抗を高めている。鼻や口を塞ぐと息苦しい。息をするのにマスクは邪魔だ。呼吸するのに力がいる。 元気は大人はそれで良いが、肺や心臓や筋肉が弱っている人に 上気道の空気抵抗を高めたらどうなるでしょう。力が尽きてしまうでしょう。マスクをしてない時でも努力をして呼吸している方もおられます。その方にマスクを装着させたらどうなるかはわかるでしょう。
2、咳のある人にマスクをしたらどうなるでしょう。咳は気道にたまった痰やゴミを吐き出す動作です。胸膜や、咳中枢に刺激があるときにも咳は起こります。この新型コロナウイルス感染症の初期の段階での咳は後者の方かもしれません。しかし、病態が進むに従って痰やゴミを吐き出す動作に変わって行くはずです。マスクをすると出したいものも出せないということになります。病気が早く進みます。 さらに痰やゴミには細菌が増殖しやすくウイルス感染と細菌感染が加わってくることになります。
3、医者が装着しているN95マスク 体外のエアロゾルを遮断して気道から体内に入って来ないようにしています。  これをつけて長い作業はできません。息苦しいのです。すぐ疲れます。 ボーとして正しい判断もできないかもしれません。そんな状態は感染しやすく、感染すると悪化しやすいと思いませんか。マスクの性能が良いので、いったん気道内にウイルスが入ってしまうと出て行かないかもしれません。
4、マスクは息苦しい。子供はマスクはしてもすぐに外してしまいます。気道の力は大人ほど強くないのです。マスクの気道抵抗に長時間さからえないのです。
5、マスクには唾液がいっぱいくっついています。マスクを外すときには指に唾液がつきます。その指をすぐに洗わなかったら ドアノブ、キーボード、スマホ、衣類、テーブル、デスクに唾液をくっつけることになります。
6、新型コロナウイルスが何個入ったら①症状が出て、何10個入ってら②症状、何1000個入ったら③症状が出るかはわかりません。 けれど少ない方がいいような気はします。

0 件のコメント:

コメントを投稿