2018年11月11日日曜日

本 1.哲学のヒント 藤田正勝著 岩波新書 2.ニューラルネットワーク自作入門 タリクラシド著 マイナビ

2つの本を同時に読んでいると 面白いことがわかってくる。
私自身の 勝手な妄想なので この書き込みは読み流してください。
1の本第2章 私   
この作者の考え方が どの 章も よく似たパターン であることに 気づいた。サルトルなどの大先輩の述べたことを 書き記し A 、自分の中で何かはっきりしない結論 Xを 想定し A と X を 比較し その 誤差を DA と する。自分が発想した 結論 B と X の誤差を DB とする。DA と DBを 比較し  DB が小さければ BをAとする 。 また 新たな結論 B を 考え X との誤差を DBとする。 あたらしいA(もとのB)と X の 誤差を DA とする。 DA とDBを比較し DBが小さければBをAとする。 

というような思考方法で 自分が新たに発想するBを 自分のなかで何かはっきりしない結論 X に 限りなく近づけていく。 自分が発想するBが 自分の中で何かはっきりしない結論が かなりはっきりした結論 X と なる。 

このばあい 私という はっきりしない結論 が 自分で 発想できる はっきりした 私 が 見えてくる。

 一方2の本 単純な予測マシン p25
繰り返しますが、Cの値を求める正確な方法に注意をそらさず、Cの値を逐次改良するというこのアイデアに集中し続けてください。訂正は誤差に依存していると述べておきます。これは直感的に正しいことです。大きな誤差にはお送りいたします。大きな誤差には大きな修正が必要であり、小さな誤差には小さな修正が必要であることを意味します。
信じられないかもしれませんが、私たちが今行ったことは、まさにニューラルネットワークの学習プロセスの核となっている処理、つまり正しい答えを得るために、その時点で得られている答えを徐々に改善する処理を見てきたのです。

と いう ことで 1の本の著者藤田正勝先生の思考方法は ニューラルネットワークとよく似た方法では ないか と 思った次第です。

 神や真理は 存在しているとは わかっているが はっきりと 言語で表現できない。それを 言語で表現できる ように するには このような思考方法も 良いのではなかろうか。 いきなり神や真理が見えますと言われても 信じられません。


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