2023年9月21日木曜日

本 日本古典と感染症 ロバートキャンベル編著 角川ソフィア文庫

 この本はロバートキャンベル氏が 日本文学作品に残る災害や疫病の痕跡を 見つけ出し 専門の著者に 明確に 記録させ それを 編集した本である。

この本の中で 感染症で繋げる日本文学の歴史 と いう ロバートキャンベル氏が まえがきとして 書いた 箇所がある。 その部分のなかに 災害と疫病について その特徴が 明確に書かれている。防災を考えるうえで大変参考になる。

災害                    疫病

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地震、火災、水害            |  新型コロナウイルス感染症、コレラ

瞬時に発生               |  ゆっくり拡がる

風景を変える              |  風景を変えない

特定の地域に集中            |  広がりが不明瞭

復旧が必要               |  全体としての復旧は不必要?

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以上のような特徴があるとP10-P11 に 書いてある。


防災を考える上で 参考にしたい。 新型コロナウイルス感染症が 早期に忘れされていく中でしっかり 反省し 次の 感染症の広がり備えたいものである。


2023年9月19日火曜日

本 ベンヤミンアンソロジー

 ヴァルター・ベンヤミン著 山口裕之訳 河出文庫

p295 技術的複製可能性の時代の芸術作品 【第三稿】


ポール・ヴァレリー芸術論集からの引用の部分

一見難しい内容に見えるがよく理解できた。そのことが嬉しい。一方中身について 芸術家として オリジナルを作るものとしては 悩むところではある。一方作品を鑑賞するものとしては 複製であっても気づかないことが多いかもしれない。 さらに芸術家であっても 表現技術を習ったり研究したり訓練したりするので 複製という部分が作品の中に入っていても不思議ではない。

2023年9月10日日曜日

本 多様性の科学 マシュー・サイド著

 再びです。読んでて面白くない。この方の独自の考え方ではなく 自分に都合のよい方の意見を集めて 組み立てている本のように思える。専門家では無い。コピペ。

2023年8月29日火曜日

本 多様性の科学 マシューサイド著 

 翻訳なのでなんとも言えないが

p98 ホパーの名言は常に私のお気に入りだ。


この本に書かれていることとは 考え方が 違う。 先入観だらけ、多様性なしの 箇所だ。

これは マシューさん自身が 多様性の考え方でない ことを 示しているのかもしれない。

 よく目で見れば 自分自身への戒めのために この本を書いているのではないか と おもった。

2023年8月18日金曜日

来週は電子カルテを使った先生の診察です。

 もうすっかり大病院では定着している電子カルテです。医者になった頃にはすでに電子カルテがあった30代の先生はどう思っているのだろう。10数年前まで多くは紙カルテだった。電子カルテ以前は紙カルテ レセプトの電子請求 と 言う時代が長く続いた。 当初は紙カルテの左側部分を電子カルテに変えついでにレセプト入力も 医師に任せて はぶける というものだったとおもう。入力は医療秘書に任せるということも言われたが医療秘書を雇える余裕のある病院はない。患者を病院に紹介すると患者は不満だらけだった。顔も見ないでキーボードばかり打っている。聴診器一つもあててくれない。などなど。

あれから 15年ほど経っている。今は電子カルテは当たり前。 診察は機械的。データの表現は共通、病名や所見の表現も共通。クラウド上のサーバーに診療データは蓄えられている。クエリーや検索も 容易。 一方ランサムウエア、マイカードなどの失敗による本人確認の不安定さに さらされている。患者と医師のコミュニケーション不足による 不満は増加している。もう諦めていると言ってもいいかもしれない。

電子カルテの改善が もっともっとなされてほしい。 生成AIを使うことによって言語、医療用語はもっとつかいやすくなる。インターネット回線、ローカルネット、専用線の改善により 通信の失敗の不安がなくなる。VRなどを使った説明と同意も容易になる。 診断補助、治療法選択の補助は今以上となる。それらによって 医師自身が電子カルテに縛られることなく、より患者のことを聞き考える時間が増えていくということも考えられる。



2023年8月17日木曜日

本 グーグルで必要なことはみんなソニーが教えてくれた 辻野晃一郎著 新潮社

 2010年 発行の本。ここに書いてあるようなことを 信じ 起業してみようと 思う人がいたなあと 思う。

このプロローグ

2割8割の法則 日本人の性格、発展パターンを 展開している。そして 今が大きなチャンスがあるといっている。


その考えは2023年の今となってみれば古臭いものに感じる。 グーグルやアップルの発展は 科学技術の追求そのもののように私には見える。アメリカ合衆国連邦憲法に法り 自分をどうやって大きくしていくか、 たゆまぬ 努力をしてきた 結果だと私はおもう。

2023年8月3日木曜日

本 絶滅寸前季語辞典 夏井いつき 著

 俳句は短い。季語があることで 読者をある風景に一気に引き込んでしまう。 hypertextはそれをクリックすれば 別の世界に連れて行ってくれる。 短く文章を書く道具という点で季語とhypertext はにている。 季語は それを知っていると ある時期の何処という 風景の中に読者を連れて行ってくれる。 

この本は季語辞典ではあるが 絶滅寸前の季語の時点なのだ。 殆ど使われていない季語の辞典なのだ。 ここに書かれた季語が突然俳句の中に出てきても なんの 情景も浮かばない 季語なのだ。  その点ではhypertext と違うかもしれない。クリックして飛んだところは 確実に そこに到達するし 写真や文章は完全に決められたものだ。 想像するような楽しみはない。機械的だ。