俳句は短い。季語があることで 読者をある風景に一気に引き込んでしまう。 hypertextはそれをクリックすれば 別の世界に連れて行ってくれる。 短く文章を書く道具という点で季語とhypertext はにている。 季語は それを知っていると ある時期の何処という 風景の中に読者を連れて行ってくれる。
この本は季語辞典ではあるが 絶滅寸前の季語の時点なのだ。 殆ど使われていない季語の辞典なのだ。 ここに書かれた季語が突然俳句の中に出てきても なんの 情景も浮かばない 季語なのだ。 その点ではhypertext と違うかもしれない。クリックして飛んだところは 確実に そこに到達するし 写真や文章は完全に決められたものだ。 想像するような楽しみはない。機械的だ。
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