2018年10月30日火曜日

手合わせ国から手たたき国にきた2人

手合わせ国は羊の冥福を祈りながら 手を合わせ いただきますといって食事します。手たたき国は お米がとれたことを感謝して 手をたたいて いただきますといって食事をします。
手合わせ国から二人の大きな若者が手たたき国にやってきました。h君とt君です。二人ともとても強い相撲取りになりました。h君は先に横綱になりました。かしわで という手をたたくことが上手で食事をするときも手をあわせるのではなく手をたたいて いただきますをしました。いっぽうt君は十両でした。羊の肉の食事の時は必ず手を合わせて いただきますをしていました。ある日 羊の肉をたべお酒を呑んで宴会をする事になりました。横綱のh君が十両のt君を元気づける会でした。いただきますをするときh君は 手をたたき t君は手をあわせました。h君は手をたたかないから横綱になれないんだといって t君の頭をちょっと叩きました。お酒を呑んでいたので t君の頭からたくさん血が出ました。普通の人が見ると大きなケガに見えます。お相撲さんは鍛えているのでケガもすぐに直り気にしません。二人ともお相撲さんなので そのまま家に帰り t君の傷もすぐに直りました。h君はケガをさせたといって 警察に捕まり 横綱でもなくなりました。手合わせ国に帰りました。t君はそのまま相撲をつづけました。h君は かしわでと いう手たたきを自分に教えてくれただけなのに。なんで手合わせ国に戻ったのか不思議でした。 相撲がきらいになりh君も手たたき国をはなれ 手合わせ国に戻りました。 お相撲の給料が良かったので 手合わせ国で ゆっくり羊の肉をたべました。手を合わせていただきますをして 過ごしました。

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