7年くらい前 ある別々の学術雑誌にPSAは 集団検診に用いて 前立腺癌の死亡率が低下するとは認められない。と2つの国のデータが示された. ネガティブなデータでも ちゃんと学術論文になるのだと 学術雑誌の正直さに驚かされた。 日本では癌の集団検診で用いる検査は 死亡率の低下が正しい方法で認められた場合 その癌の集団検診に その検査を使うことができる と 決められている。
だから 当然のことながら PSAを前立腺癌の集団検診にもちいる市町村はなかった。
ところが 京都市である時から 前立腺癌の有料の検診としてPSAを採決して調べるようになった。京都府医師会に委託している。
その後 検査や治療が進歩してその価値が変わっているかも知れないが 私は知らない。 ふと そんなことを思い出した。
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