医療保険の高騰つまり国民医療費の増加 介護保険利用者の増加つまり介護保険料の増加により医療保険 介護保険ともに窮地に追いやられている。 そのため介護予防という苦肉の策がとられている。一見かっこよい。耳障りがよい。健康寿命も おなじことだ。公的な医療保険や介護保険を使わないということだ。 さてそんなことを言うと お金のことばかり言って 人間の幸せって何なのか ちっとも考えていないと批判されるに違いない。
さて 認知症の患者は増加の一途 認知症治療薬の医療保険の圧迫感はすさまじい。社会保険組合は利用者した医療機関に診療報酬を支払えなくなる可能性もある。また 介護保険における認知症利用者の費用も増加の一途。 この先どうなっていくのだろう。 認知症患者に対する介護予防という考え方は どんどん推奨されてきた。介護の手間のかからない方法 認知症進行を遅らせる方法 認知症にならない方法 が模索されている。現在 介護予防に対するリハビリテーション技術の応用、認知症に対する音楽療法などが 具体的に進められている。
さて認知症に対する医学的研究が 進んできた。その中で 初期のアルツハイマー認知症本体に対してレカネマブが保険薬として認められたのは今年だ。 また アルツハイマー病に対しての研究では病気の本体と周辺症状という2つに分けた考え方が一般的となってきた。本体は記憶の障害や認知の障害、周辺症状は本体によって引き起こされる感情の障害である。本体は進行しても感情は簡単には進行しない、変化するものという考え方だ。 リハビリテーションや音楽療法は 感情に働くと考えられている。本体に影響を与えるかどうかは不明な点が多い。 しかし 感情に働いて 介護の手間がなくなっていけば それで よいのではないかという 考え方もある。 今のところ医療では本体に働くものは 少なく 周辺症状 感情をコントロールする薬は たくさん使われているのが現状である。医師によっては使いすぎのところもある。
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