2024年12月5日木曜日

死亡と麻薬について

最近は 麻薬を よく使うようになってきた。痛みや苦痛を取るために 特に在宅や病院で 終末期医療を 行う医師が処方している。麻薬の使い方がよく研究されてきたためでもある。

 これをどう見るか。 私は手放しで喜んでいるわけではない。

1,安らかに 亡くなられました と 医師や看護師が家族に 告げる。家族もそれで納得し 穏やかに送ることができて喜んでいる。 そんなんでいいのかい。麻薬のためにそうなっているように見えているだけかもしれない。仏教では死は苦痛 生老病死の一つとされている。 もともと苦痛なのだ。 生物にとって死は不可逆的だ。そして 死んだら生きているときの心はどうなっていくのか 不明だ。だから 怖いのだ。だから死にたくないのだ。それを麻薬によって死を受け入れやすくするなんて 変。

2 穏やかだと 生きてきたときの 文句の一つも 言えなくて 死んでゆくのではないかと と思う。

3文句や苦痛を死にゆく人から言われると みとる人は ちょっとは反省する。それに楽しかった事苦しかったことも 話し合うことができるではないか。

以上の3つ理由で私は ふんだんに麻薬を使うことには反対だ。


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