2023年11月25日土曜日

救急車とご近所

 田舎の医療が提供不足となっていると救急車が都市医療機関に搬送することがより重要となってきている。救急車が来ないと救えるものも救えないのだ。

さて 25年くらい前までは 救急車がサイレンを鳴らしてくると ご近所からたくさんの人が見に来たものだ。 いまはそんな光景は見られない。 こんな田舎町でも見られない。

なにが 変わってきたのだろう。

1.サイレンが鳴り響いても まわりに 聞く人がいない。高齢者は動けないし、聞こえない、住んでいる若者は遠くに働きに行っている。ご近所は寝るだけ。 あるいは人が住んでいないかもしれない。

2.サイレンを鳴らさないできてほしいと救急隊に要請する。

3.近所に救急患者が発生しても自分には関わりのないことと思っている。ご近所とは無関係の生活ができている。 ご近所が入院しようが死んでいようが どうでも良いと普段から思っている。ご近所の家が空き家になっていて時間が経っても知らないで生活できる。

いろいろだ。  昔が良いという訳では無いが 実質の医療がなくなってきている現在、救急搬送はますます重要になってきているのだ。


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