2021年10月1日金曜日

2020年3月20日ごろの 新型コロナウイルスに 対する 認識の ギャップ。各人違いすぎる。なんで。

1.クルーズ船での感染拡大防止が防げず 失敗だったと騒ぎ立てている人が多かった。

2.政府関係者自衛隊は 大規模な検疫と 考えていた。検疫と考えると クルーズ船での感染者から 市中感染に 移行することは防げたわけで 検疫は成功と いうことだ。

3.死ぬのは高齢者や基礎疾患のある人で 若者には ただの風邪だと いう 認識が広まっていたが 一方 多くの人が マスクをし始めた。 大丈夫だがマスクをすれば 感染はしないと いう 考えが広まった。 マスクの買い占め供給不足が起こった。

4.最初に感染が広まった中国の悲惨な状態を直視して明日は我が身と思わなかった。日本は医療が 中国より優れている、イタリアより優れているという 考えが広まっていた。

5.安倍首相は2月27日に 全国一斉の休校を要請した。 休校はインフルエンザの感染拡大を防ぐのに 有用だった。 安倍首相は 新型コロナウイルス感染は インフルエンザと同じ方法をとれば 感染拡大を防げると 思ったかもしれない。 厚労省から各自治体医療関係者への 感染拡大防止には 新型インフルエンザが日本にやってきた時と 同じ方法で対処しなさいと言っていた。 

6.PCR検査が感染を診断するただ一つの方法で、診断しないと治療も感染拡大防止策を行うことはない という 認識が広がっていた。 多くのひとは PCR検査を早く大量に行わない政府にいら立ちを感じ始めていた。

7.中国は 新型コロナウイルス感染の診断を PCR検査陽性だけに頼ることはなかった。症状所見から 感染疑いのカテゴリーをもうけてそれなりに 対処していたが 日本はあくまで PCR検査にこだわっていた。発症してからPCR検査陽性となるまでに2週間以上かかっている方がたくさんおられた。



現在も野党は新型コロナウイルス感染症にたいする安倍、菅内閣の政策は 失敗だったと 言っている。 一方 野党、マスコミ SNSなどで 新型コロナウイルス感染症に対する 各人の認識のギャップを招いた、そして それによって 感染の広がりが波状的に続くことになった ということも あるのではないかと 私は 思っている。 もちろん 政府の勉強の足りなさ、説明不足も 大きい。

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