2021年10月18日月曜日

忘れ物を取りに行く。

 小学生の頃においてきたもの。

1.帰命無量寿如来、南無阿弥陀仏をなんで唱えるのか、どんな意味があるのか

 これはちんぷんかんぷん。誰に聞いても答えてくれなかった。生きていく上でも知ったからと言って何か変わるかといえばそうではなかった。しかし どうしても引っかかっていたので、仕事をやめる自分から勉強し始めた。 話や講演、講義をきいて、本を読んで、やっと大まかなことがわかってきたような気がする。

2.ラジオはなんでなるのか、どうやって作ったらよいか。通信講座が雑誌の裏表紙の内側に書いてあったので 親にせがんで教材と薄っぺらい本を送ってもらった。作るのは設計図通りに作ればできるが、なんで鳴るのか、回路図と計算式が書いてあったがちっとも理解できなかった。公式を覚えてそれで解けば良いと言うことらしかったが、アホらしかった。結局、通信講座は終了しないままおとなになった医学部に入学し、国家試験も受かって医師をして、物忘れもすすんで、今は無職でいる。計算式が理解できなくても医者はつとまるものだ。 

 仕事をやめて子どもたちも育ってやっと 小学生の頃においてきた 忘れ物をとりに行くことができる身分となった。1は仏教の勉強会というブログにその経過を記録した。2.はなかなか進まない。旺文社の大学受験総合的研究数学Ⅰ 数学II+B 数学Ⅲ を 京都にいる間に済ませようと計画を立てたがうまく行ってない。受験なら覚えればそれで済むが 理解するには基本的な概念が身についていないとわからない。先に進めばもう死ぬまでそこに立ち寄ることはない。年が行くとはそういうものだ。やっていることがこれで最後なのだ。という感覚になる。基本的な概念が身につくには繰り返しやるしか無い。 集中時間も短くすぐ忘れてにまうので一向に進まない。   なんやかやで 長野に来てから2年と5ヶ月が過ぎた。

写真は基本からわかる電気回路西方正司監修オーム社、オイラーの公式がわかる原岡喜重著講談社、数学Ⅱ+B長岡亮介著旺文社








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