2018年4月3日火曜日

明治日本の面影 小泉八雲著 平川祐弘編 講談社学術文庫

p9英語教師の日記から
松江1890年明治23年9月2日

私は出雲の松江の尋常中学校と師範学校で1年間、英語教師として勤める契約を結んだ。

--------この年は教育勅語が出された年だ。経済成長の勢いがあり 任命制の知事のいる 立憲君主制 中央集権国家である ことがよく分かる記事がある。 生徒各人 裕福、貧乏とわず 行き届いた勉強ができている。規則は合理的で民主的に運用されている。教育 教師の評価は 生徒がしている。てってして 親切と優しさを旨としている。 ハーンは それらを具体的に 美しく 書き記している。 経済が行き詰まり海外に侵略に行った日本の時期とは全く違う。涙がでるほど美しく 子供たち一人一人が大切にされている。 現在の日本で見たこともない 自分が 全く知らなかった世界だ。  

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