2017年8月29日火曜日

小説 F社とG社の選挙 1

別れたF君とG君であったが お互い 会社から立候補者を出して 選挙に勝って 政党を作り 議員数を増やしながら 政治に参加しようとは 考えていない そのためにAI ビッグデータを使うことは考えてはいなかった。オウム真理教とは訳が違う。F君は顔 個人の有り様を通して人類の進化ををしりたかった。 しかし 個人の興味が物欲と結びついて 口コミが集まりそれが コマーシャルとなって F社は
膨大な利益を上げ始めていった。G君はWebページにどこを通ってくるかのデータを集めた検索システムの速さにたくさんの人が集まるようになっていたので 、いろいろ考えていた。どうしたらうちの会社のアクセス数増えるかの問い合わせが多数あった。どこから来ただけでなくどこに行くのになにが必要なのかを調べ始めていた。 そして これだけ Webコマーシャルにこれだけをお金を払えば これだけの収入が見込めますと言うことを 提案できるようになり 莫大な収入を得るようになった。どのところを経由してWebにやってくるかの決定権はなかったが あまりに会社を通過するデータが膨大であったため通路が変更されるくらいの力を持つようになった。 元々は怠け者で早く人間の作った遺産に簡単に早くたどり着きたいという好奇心だけだったのに。 
 F君もG君もインターネットとそこを通過する変換された様々な情報に基づいて会社が成り立っていることは忘れなかった。
 これから F君とG君は政治とどうのように関わって行くのだろう。この小説はどこに向かうのだろう。

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