2025年1月11日土曜日

当たり前のことですがDX

 世間では 会社では 役所では なんでもDX とすれば 良いとさけばれた 2024年でした。DXを持ちかける会社もたくさんあったように見えました。

さて デジタル化して 良くなる 中身があったのでしょうか。 かつて私は医師をしていました。紙カルテを使っていました。とても良くできたカルテでした。所見 考え 指示 投薬 処置 お金の計算などが分かりやすく配置されていました。また 患者の保険情報や病名も目立つ様になっていました。 この中でデジタル化して役に立つ情報とデジタル化するには手間がかかりすぎるものもありました。 特に所見や考えは デジタル化には不向きでした。また 医師の身体状況やその場の雰囲気ははデジタルでは記入されません。 ということで 結局市販の電子カルテは使わなかったのです。自分でデジタル化に向いているものだけを 独自に作った情報管理システムを作って利用していました。

 まずDXする元が何であるかをはっきりせねばなりません。次に デジタル化してメリットがあるのかないのかを検討しなければなりません。さらに DXしたときの評価の方法も考えなければなりません。

 

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