2021年5月17日月曜日

本 日本医師会雑誌 2021 5 特集新げたコロナウイルス感染症(COVID-19)-2020年の現状

 特集が組まれている。 鼎談、疫学 臨床像、微生物学的検査、治療ー薬物療法を中心に 集中治療、ワクチンの開発 慢性期の合併症 院内感染防止対策 という 目次だ。


忙しい中専門家が現状をまとめている。しかし、どれも分析、結果の考察が 不十分で 今後の方向性 という点で 役に立つかは 疑問だ。 

 治療薬 治療法 や ワクチン は 簡単に発明できるわけではない。 また 新しい政策が急に湧いてくるわけでもない。

それらが 感染症に どう影響を与え、人間の生活がどう変わったのか の 分析が 不十分だ。 また 希少な発明だから どのように 使えば 効果的なのか を 工夫することも 重要だが そのことがなされたとも言えない。  これらは 統計学的、疫学的な思考が足りないから 起こっていることのように 思う。 一つの例として、ワクチンという 化学物質を 作れば すむというわけではない。 正当な手順を踏んで 臨床試験を 行って 初めて ワクチンが 使えるのだ。 発明だけが開発ではない。

  

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