2020年9月15日火曜日

自民党新総裁の菅さんは デジタル庁を作る、規制改革をすすめる と 言っている。

 新型コロナウイルス感染の広まりによって 日本全体のデジタル化のスピードが遅れていると指摘された。テレワーク推進の流れが一気に高まった。芸術や宗教の活動にも デジタル化できるものを必死で探す人たちがいる。 遊びも教育も同様だ。 菅さんは 国民のニーズがデジタル化にあると思っている。 

 デジタル化 は 代替 だ。という考え方もある。人同士が接触して相互作用を行っていたものを デジタル化することによって 非接触で その作用を形成するという 考え方だ。 働き方改革。生産性向上。少子高齢化対策の一つ。 など デジタル化に向いた 作用は いっぱいある。 しかし、働くとは 、生産性向上とは、と 真剣に 見直されていない。 少子高齢化が良いのか悪いのか 対策がいるのか 入らないのか 真剣に 見直されていない。

 また デジタル化の 別の面も出ている。 コピペばっかりやって 自分で新しいことを 考え出す力が なくなっている。監視社会。 ゲーム依存症、SNSで追い込まれたと思っての自殺。消せない過去に 追い込まれていく不安。選挙でなくアンケート重視の政治、デジタル化できない企業の衰退によって企業資本の集中が起きる。 コンピュータに意思があるように思ってしまって、コンピュータによって 人間自身が支配されるのではないかという不安。デジタル化によって労働の喜びが感じられなくなる不安、介護ロボットに介護されたくないと言う思い。 自宅でのテレコミュニケーションよりも 学校へ行ってみんなと話がしたい、職場の人と飲み会がしたい。 自由や選択肢がどんどんなくなっていくことへの不安。

 国民のニーズはデジタル化にあるとは限らない。

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