2018年8月9日木曜日

ゼロからわかるキリスト教 佐藤優著 新潮社

この本の なかに 付録として ヘーゲル法哲学批判序説 カールマルクス/日高普訳 が 載っている。

 有名な 箇所がある。 「それは 民衆のアヘンである。」

佐藤優さんは 同志社大学大学院神学研究科修了のクリスチャンである。佐藤さんが書いておられることを 自分で解釈してみた。ヨーロッパ人が 宗教や神 について 論理的に あるいは 現代人が考えている科学的に  考え始めたのは カールマルクス から ではないか というように 言っているのではないか。

真理そのものを考えることが 仏教であり 仏教ができた頃からかわっていない。大乗仏教になって 慈悲を実践するようになっても 本質的には 真理そのものを考えること である。 

キリスト教は 先に 救済の実践として 始まって そればかりが重んじられ ようやく 神について 考え始めたのではないだろうか。

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