2023年5月7日日曜日

ある会の出席すべき総会の委任状

ある町の ある地域の全員が出席すべき総会に対する委任状。

最初は出席できない人に対する 委任状なので なんと民主的なところかと 思っていた。ところがその委任状は 会員個人が記入する委任状ではなく 世帯単位で記入し、1世帯当たり2名まで。しかも委任する相手は一世帯で同一人物と決められていた。 なんでこんなことが起こってしまったのか 不思議に思った。

多くの私は今70歳、小学4年生の時に町村合併を経験している。 今は 市になっている。

あの時 話し言葉のアクセントの全く違う町村が合併していたのを思い出す。もちろん文化、お祭りは違う。そんなことを思い出す。

現在のこの町も いくつかの区域が合併して一つの町を作っている。 今は なんちゃら郡なんちゃら町大字なんちゃら うん番地 となっている。 戸籍や予算税収は町が握っている。大字なんちゃらは 握っていない。 つまり 誰がどこに住んでいるのか 大字なんちゃらにはわからない。 大字なんちゃらの所有する土地や財産、行う行事は残っている。税収はないので 町が徴収する租税とは別に集めないと財産の維持や行事は行えないのだ。 よって 大字なんちゃら の 独自の会費を集めることになる。戸籍は無いので、 昔からわかっている外から見える世帯ということになる。 そういう仕組みである。と 私は想像した。

こういうせざるを得ない事柄に対しが、子供はどう思うのだろうか。例えば 民主主義やジェンダーの違いは関係なく 個人として 扱いをうける社会にあって、 子供が愛する母親が不当に差別され、人数にも数えてもらえないと わかったときの失望感はかなり強いものがあるのではないか。さらに そんな町にはおられないと 町から離れていく一つのきっかけを作っているのではないか そんなことまで考えてしまう。 わたしの思い過ごしで逢ってほしいが。

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