2023年5月14日日曜日

何が足りなくて 日本製の ワクチンや治療薬が 使われなかったか。

 新型コロナウイルス感染症に対する ワクチンや治療薬が 新聞やテレビで できたといっては 結局 使われなかったのはなぜなのか不思議に思われたかたが多いと思う。

まず 決定的なこと 治験が できていないということだ。

新型コロナウイルス感染症は 地球規模にパンデミックを起こした疾患である。ことは みなさんが認めるところだ。

その臨床試験をへて それが 一流誌に掲載され はじめて 使えるものが できた。といえるのだ。その臨床試験

1.国際的(多国で)で 2重盲検で プラセボと対象に対して 薬がわりあてられること

2.対象は こんかいの場合 症状のあるcovidー19感染者、重症のcovid-19患者 、covid-19に対するIgG抗体を持たない人 など など 対象を絞り込んだほうがよい。薬やワクチンの適応がすくなくなるが 比較試験の結果が出やすい。

3 ワクチンや薬のによる効果 が とても大きければ よいが 効果が少ない つまり プラセボと対象の 差が 小さい場合には 治験のやり方次第で 差が出ないことがありうるのだ。

以上のことを きちんとやりうる日本の大学や製薬メーカーがあるのか ないのか 非常に疑問なのだ。   大きな反省点だ。

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