2021年9月2日木曜日

タリバン イスラーム :イスラームと西欧式の国家、憲法、国境 について の 思索が足りなかった。

 私達は西欧式の近代国家にどっぷり使っているので タリバンがアフガニスタンで独立宣言をしたことについて あまり真剣に考えなかった。ピント来なかった。武力で一つのカルト集団がアフガニスタンの国家権力を握ったぐらいにしか考えていなかったのではないだろうか。

マホメットの預言によってイスラム教ができたのは7世紀。キリスト教、ユダヤ教、大乗仏教、ができた時期に比べて運と新しい。イスラム教が近代国家の洗礼を受けながら成立した国家はイギリスから独立したパキスタンとホメイニ革命、もとペルシャのイランだ。  ISはイスラム国家を名乗ってはいるが 反近代国家で ネットでつながっているが国境を持たない。 サウジアラビアはイスラームの一宗派ワッハーブ派の王様が支配する国家。UAEはアラブで連合王国。トルコはイスラム教自体の色が薄い。

キリスト教、ユダヤ教、大乗仏教は すべて 宗教改革もおわり、近代国家の洗礼をうけて、生き残っている宗教だ。

タリバンはイスラム教の宗教改革の中で近代国家の選択を行ったイスラム教の宗派と言えるのではないだろうか。 どうしても 暴力や女性差別ばかりに目が行ってしまうが イスラム教徒近代国家について もっと しっかりタリバンは考えているに違いない。 イスラム教が広まっているのは 多くが砂漠を移動する アラブが多い。

と ふと思った。


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