2021年7月21日水曜日

本 暗黒日記 清沢洌著 評論社

 p207 昭和18年12月18日

近頃の文章(新聞)には必ず一つの型がある。「戦力増強に邁進しなくてはならぬ」「銃後の責任を果たさなくてはならぬ。」と言った言葉を最後に附することだ。これは説教好きな国民性を示す一つの現れだ。言い放しにすると何か不安を感ずるのだ。



こんな表現、高学年の作文、NHKのドキュメンタリー番組の終わり、ちょっと前までの新聞記事に よくみられたように思う。  最近は少しずつ変わってきているように思う。



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