2019年1月27日日曜日

本 へたも絵のうち 熊谷守一 著 平凡社

熊谷守一の自伝 の 本 。画家で 文章は信用していない。嫌いという感覚がなく 好きなことをして 90才以上になっても 元気に 生きている と いうことを 嫌いな文章で 伝えてくれている。 何度読んでも 楽しい本だ。嫌みや批判が全く無い。
 p83
一般的にことばというものは正確に伝えることはできません。絵なら、一本の線でも一つの色でも描いてしまえばそれで決まってしまいます。青色はだれが見ても青色です。しかしことばの文章となるとどんな感じの青か正確には分からない。いくらくわしく説明してもだめです。私は、ほんとうは文章というものは信用していません。

 それでも この本を 書いた 熊谷守一の 気持ちが 伝わってくる。正確では無いかもしれないが。

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