2024年4月17日水曜日

一茶が柏原の人の評価が低かったことに関して

 一茶が柏原に戻った頃の句は 柏原の暗い風景が読み取れるものが多い。何か下品だがその下品さを見せながら 文学作品にしている一茶の凄さがあると私は思っている。

是がまあ つひの栖か 雪五尺

ほちゃほちゃと 雪にくるまる 在所かな

ゆうぜんとして山を見る蛙哉

あの月を とってくれろと 泣く子哉

はつ雪を煮 喰けり 隠居達

雪とけて 村いっぱいの子ども哉

すごいと思いませんか。

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