2023年7月18日火曜日

本 アジアを生きる 姜尚中著 集英社新書

 姜尚中氏が アメリカ合衆国 第95回 アカデミー賞で アジア人で作られた エブリシングエブリウエアオールアトワンスが 7部門を制した。ことに刺激をうけて アジア人がなぜアメリカ合衆国に差別を受け続けてきたのか アメリカ合衆国が変わりつつあるのか。そう思いつつ書いた本ではないかとおもわれる。

 韓国や朝鮮半島と日本の関わりは 地理的にも歴史的にも深い。いくつもの事象がある。

現代の日本では韓国人が明らかに差別されている。なぜなのか。 この本にその回答があるのか。読んでみたいと思っている。

まず中国大陸や朝鮮半島から大量の移民が波状的に日本列島にやってきた。仏教もやってきた。天皇家のお顔は朝鮮半島の人とよく似ている。 遺伝的にも日本列島の人と朝鮮半島の人は近いのではないかと思われる。

一方歴史で習った朝鮮半島の国と日本列島の国には戦争や略奪やいろんな暴力的な関係が見られる。多くが日本列島の人が朝鮮半島を攻めこもうとしている。倭寇、豊臣秀吉などなど。

また江戸期には朝鮮の使節団が日本にやってきている。滋賀県の近江八幡市には地名も残っている。どんな感じだったのかわからない。

関東大震災のときは 意図的にデマが流され 朝鮮人が差別された。

などなどほんとにいくつもの事象があった。

そして 現代の私達の朝鮮半島や朝鮮人に対する 感情は とても複雑だ。 この本はそれをどうやって解きほぐしてくれるのやら。



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