2020年11月19日木曜日

発熱患者の外来診療検査体制確保に係るQ&Aを読んで

 


新型コロナウイルス感染症が指定感染症となって10ヶ月近く経とうとしている。感染の広がりの第3波が押し寄せて、多くの人の新型コロナウイルス感染症に関連した不安は 一向に解消しない。政府、医療機関などが 全力をあげて対応しているにも関わらず解消していない。

 重症化する人の割合が感染症と診断した人に比べ確かに減ってきている。PCR検査、抗原検査の行える機会が増えて、悪化しないうちに早期に受診して診断がつけられるようになった事が 良い働きをしていると考えられる。と多くの専門家は見ている。

 一方このQ&Aでわかるように指定感染症として 患者さんを扱うために その診断のために 医療機関は かなりの制約を強いられている事がわかる。医者の仕事である 困った人を助ける事 が 行政検査がある事で自由にできないのである。 迅速な治療に取りかかれないと言って良い。検査が増えることによって早くはなってきているがまだまだなのだ。医者の裁量や責任と患者との対話の中で進めていく診療ではないのだ。  

 そこが 多くの人が持っている不安を解消できない一つの原因ではないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿