2023年10月29日日曜日

個人情報保護法ができから無責任時代の到来したようにも思う。

個人情報保護法は 平成15年(2003年)5月に制定され、平成17年(2005年)4月に全面施行されました。

私は都会の超高齢社会の中で仕事をしていました。高齢者人口の 割合は 増加していますが、    高齢者 人口そのものが 減少しているところでした。そして 外国人観光客がどんどん増え始め昼間人口はめちゃくちゃ多いのですが夜間人口は繁華街を除いて極端に少ないところでした。

法律が施行されるまでは 様々な変化に対応しようとネットワークシステムづくりが 盛んでした。ところが 法律が施行されと ほとんどのネットワークシステムの構想は消失しました。そして 今まで 個人情報を取り扱ったことのない 多くの人々は身を引きました。 罰せられるのが怖いのです。 数年経って 役所中心でしたが あるプロジェクトを 立ち上げることになりました。 高学歴の人やで専門職の多い地区でしたので、会議には意見をしっかり述べることが多かったです。私はその会議のとき プロジェクトを作り上げて、誰がスイッチを押すのか、意思決定をだれがするのかということを 質問しました。 ある中高年の方が 私がしますと はっきり述べられました。 とても 驚きましたが 逆にホッとしました。 その後そのプロジェクトは 動き出していることを確信しています。

 そこのとを 思い出したのには 理由があります。  こちらに 引っ越してから 個人情報保護を盾に何もしなくなったり、逃げている人が たくさんいると 思うようになりました。 責任も取らないかわりに 何もしないで逃げる。そんな人が多いのです。 親がそうであるなら 子供は去っていきます。そのようにも思うのです。 なにかに気づいて何かをするには人を傷つけることもあります、責任を取らなくては行けない場面もあります。 しかしそこから逃げていては 何もできません。 と 私は思っています。 責任ある立場は立候補するのでは無く くじ引きや一定の順番で決めてしまおうという考え方も 同様です。  さて これからどうしたものか。 

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