2022年2月16日水曜日

PrimeVideoで おらおらでひとりいぐも を 見た

 芥川賞の季節だ。2018年第158回受賞作が 若竹千佐子さんの おらおらでひとりいぐも 。

その頃は 私は 妻を亡くし この 小説の題名が 生々しく 読むことが 出来なかった。

今は 無職で 一人で 毎日日曜日の 生活をしている。 つれあいを亡くして 一人で生活する 面白さを 楽しんでいる。 

映画で 田中裕子さん演じる つれあいを亡くした高齢のヒロイン 桃子さんが さまざまなシチュエーションで 会話をする筋立てになっている。 いくつか印象に残るものがある。一人が良い という事を 幼い自分経験で 自覚する。 夫が亡くなったとき 夫が 自分に 孤独で生きる自由をプレゼントしてもらったと 感じる。  見方を変えれば おっとおなじ道を歩くことの否定だ。お互いに 信頼しても 方向は違うということだ。 ジッドの狭き門のようなもの。 などなど 今は 安心して映画を 見ることができた。

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