2020年1月21日火曜日

本 21Lessons ユバァルノアハラリ 著 柴田裕之訳 河出書房新社

P190 移民 
この章 に 現在の日本と同じようなことが 他国でも起こっているように書いてある。 また徴用工の件についても 日本にやって来た朝鮮人移民と 考える 良く当てはる。

  問題が厄介なのは、多くの場合、一挙両得を狙う人がいるからだ。じつに多くの国が不法移民に目をつぶり、期限付きで外国人労働者を受け入れさえする。外国人の活力や才能、安価な労働力の恩恵に浴したいからだ。ところがそれらの国は、移民は望まないとして、こうした外国人の身分を法律で認めることを拒む。これは長期的には、カタールやペルシア湾岸のその他数国で今日起こっているように、無力の外国人からなる下層階級を正規の国民が搾取する階層社会を生み出している。



 

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