2019年8月16日金曜日

本 経済成長がすべてか? マーサCヌスバウム 小沢自然・小野正嗣訳 岩波書店

デモクラシーが人文学を必要とする理由 という副題がついている。
この本の第一章を読んでみると 本の概要がわかるようになっている。
p13
批判的思考と省察の能力を培うことは、デモクラシーを存続させ、活発にしておくために不可欠だと私は論ずるつもりです。
p8
魂という語は多くの人にとって宗教的なニュアンスを持ちますが、そのニュアンスを強調するつもりも否定するつもりもありません。それは各人の自由です。とはいえ、タゴールとオルコットの二人がこの語に持たせている意味は強調しておきたいと思います。つまり魂とは、私たちを人間的にする、そして私たちの関係を単に利用したり操ったりするのではなく豊かで人間的なものにしてくれる、思考と想像力の諸能力のことなのです。
p9
私が懸念しているのは、科学や技術と同じくらい重要な他の諸能力 デモクラシーの内的な健全性のために不可欠であり、同時に、きわめて切迫した世界の諸問題に建設的に対処し得る良質な世界文化の創出のために不可欠な諸能力が競争による混乱の中で見牛層になっていることなのです。
 そうした能力は人文学および芸術と密接に結びついています。
p10
これから、先に挙げた例が示唆する二つの教育、つまり利潤獲得のための教育と、より包括的な精神のための教育を対比させながら持論を進めたいと思います。

デモクラシーを続けていくにために人文学や芸術の教育が必要だ 現在の経済学、科学技術中心 経済成長を目的とした教育だけでだめだ。 と いうことだ。

 論理的でなく感情的な話で 進めらていて 説得力がない。 面白くないが先を読んでみよう。


 

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