2025年2月24日月曜日

本 ジュリーの世界 ポプラ文庫

 ある人物に焦点を当てた増山実さんの小説です。

プロローグから地名場所が手に取るように分かります。1979年は 私が結婚した年です。どんな年だったのかじっくりたのしんで読もうと思いました。

2025年2月22日土曜日

末期認知症の緩和ケア

 疼痛 嚥下障害などの 評価は できるかもしれない。ただし時間のラグがある。毎時間ごとの変化が激しいので評価は難しいのだ。  さらに緩和ケアとなると 疼痛や嚥下障害に対して どうのように本人が感じているかが 重要であって 苦痛をどう取る 軽減する事が緩和ケアであると私は思っている。

2025年2月3日月曜日

診断と生成AI

 Aさんの診断

Aさんは認知障害 特に記憶の障害が目立った。不安や抑うつもあった。顔のピクつき 振戦などの不随意運動が少し見られた。

B医師はAさんにアルツハイマー型認知症という診断をつけた。高齢で動脈硬化による症状もあった。その際生成AI(C)を使った。あくまでAさんがアルツハイマー型認知症であると診断名をつけたのはB医師である。

ご家族がAさんの症状が改善しないのでD専門医のところに連れていきハンチントン病の診断を得た。

果たして Aさんの診断において B医師のアルツハイマー型認知症が正しいのか D専門医のハンチントン病が正しいのか。

裁判となってどちらの診断が正しいのか決める事態が生じた。 B医師は敗訴した。

B医師は(C)に賠償請求できるだろうか。

2025年2月2日日曜日

賠償責任保険

 今日は面白くない話をしよう。 医師会費や学会費の内訳の中で多くを占めているのが 団体加入の責任損害賠償保険の保険料です。 私は日本医師会のB2会員です。なぜ医業をしていないのに会費を払っているのかを説明します。開業医を廃業しても5年間はカルテ保存の義務があるのは有名な話です。それは自分が行った医療行為に対して 訴訟が起きた場合 証拠として採用されるからです。もし訴訟によって賠償責任が発生した場合お金を支払うからです。もちろん賠償責任がないとカルテから証明されることもあります。 この責任とはとても重いものです。生死に関わることもあります。  各医療行為のほとんどは 医師が行う行為と医師の指示でコメディカルが行う行為があります。 そのほとんどの責任は医師にあるのです。 看護師や検査技師の行為は医師の指示に従って行っているので責任は医師にあるのです。したがって看護師や検査技師は責任賠償保険には加入していません。また責任のことですが、県立病院で責任が問われる事件が発生した場合 県が訴えられます。さらに 県は行為を行った医師に責任の一部を転嫁することができます。その場合も医師の責任賠償保険で県に対してお金を支払うことができます。

行政機関が行う行為には 1,守秘義務の発生 2,不測の事態の発生した時の対応 3,賠償責任の及ぶ範囲   その 3つは あらかじめはっきりさせておかなければなりません。 さらに 対象者に対し契約をする場合説明と同意が必要です。

これは 医師が投薬や手技を患者さんに行う時の説明と同意 インフォームドコンセントとおなじものです。 医師は学生から医師になった時から説明と同意を行うための訓練を行っていますし勉強もしています。

まあ そんなもんです。嫌なことですが当たり前なことを述べました。

ふと思った。ロボットを使った手術をAさんは受けた。術後の経過は悪く 死亡した。何らかのミスがあった可能性があるあるとB病院を訴えた。手術を行ったのはC医師、ロボットを作ったのはD社、民事 刑事の裁判として どのような事が精査されるであろうか。

2025年2月1日土曜日

体重が減らない ふと思った。

 体重が減らない。たくさん食べてしまう。困ったものだ。ふと思った事がある。からだが硬い。とくに朝起きるとき かなり硬い。ストレッチを寝床でしてやっと起きられる。 思えば寝返りが少ない。 昼は汗をほとんどかかない。昔は鼻の頭にいつも汗をかいていた。  どういうことか。基礎代謝量がかなり減っている可能性ありだ。 加齢に伴うものかもしれない。 これから意識してからだを動かすことにしよう。カロリーを消費しよう。